住宅ローンの基礎知識

5.元利均等と元金均等

元利均等と元金均等

住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の二種類があります。
一般的な住宅ローンでは元利金等返済となりますが、金融機関によって元金均等返済を選択できるタイプもあります。

元利均等返済
毎月の返済額(元金+利息)が一定額となる返済方法で、住宅ローンの一般的な返済方法です。 金利が変わらなければ返済額が変わらないため、返済計画が立てやすいことが特徴です。 また、返済開始当初は、返済額の中の元金の割合が低いのも特徴です。

メリット
毎月の返済額が一定で、返済計画が立てやすい。
デメリット
同じ返済期間であれば元金均等返済よりも総返済額が多くなる
元金均等返済
毎月一定の元金に、残元金に対しての利息を上乗せして支払う返済方法です。 元利均等返済に比べ元金の減り方が早く、総返済額が少ないことが特徴です。

メリット
同じ返済期間であれば、元利金等返済より元金の減り方が早く総返済額が少ない
デメリット
当初の返済金額が多く、借入可能額も少なくなる。扱っている金融機関と扱っていない金融機関がある。

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